2008年8月28日木曜日

旅での治療

私 いろいろなところを旅し、そこで治療をすることがたまにあります。
これも、そんなときのお話。

6年前、北インドのある街ダラムサラにいったとき、その隣町で新しいゴンパ{お寺}の開会式でダライラマの説法を聞く機会が偶然ありました。そのとき、出会ったチベットの人と仲良くなりしばらく飲食をともにした思い出があります。
それから5年たち去年、インドのさらに北 ヒマラヤが近い、チベット文化圏の街 ラダックへいったときのことです。

旅の期間は2週間。滞在して数日目、街中の食堂でいつもどうりチベット風うどん を食べてました。
乾いた風と、強い日差しに慣れだんだん日本人ばなれしてきたとき 隣のチベット系の人が話しかけてきました。。 「以前 あったことがないがな?」 って。。。
新手の、いや古典的なナンパかな・・・ 

と思う瞬間。再会を喜び合った2人でした。5年ぶり、の偶然の再会。抱擁。会う人とはまた、会えるようなっているようです。

彼とは、しばらくともに過ごし 彼の友人の父が調子が悪いとのことで、治療を頼まれやってきました。
脈をみ、体をみ、いまとっている薬と食事の良し悪しを、テストしてアドバイスしていたところ
明らかに体に悪いものは、添鼻薬で 明らかにいいのは、毒々しい日本ではみれない薬でした。

後者はダライラマの専属医に処方されたもので、  前者はまた彼から使うのをとめられていたもののようです。 そのあと、自分の調整のために持っていった鍼で、お父さんを治療。

 よくなったのは、どのくらいかはわからないですが 改善。 何より専属医のアドバイスと私のアドバイスが重なったことが信頼を得たようです。
あれから父は体へ気をつけるようなったと その息子は今でも月に一度 感謝してますとメールをくれます。次回ラダックに来るときは、ダライラマがこられるときに来ると会えるようてはずを整えたいとまでいってくれます。。  
旅先で治療をするとき基本的に無償でおこなうようしているんですが、そんなときが一番 人の素直な一面が見れる気がしました。
きっと、そういったところに医療の原点があるよう感じます。。

向こうでチベットのお坊さんは、治療は全部 奉仕でやると聞きました。むこうで経験したそういった時間はあったかい時間でした。そういう治療の日を子どもや障害を持つ方への日として近いうちに一日作ろうかな と今 考え中です。



写真は、その息子から先日 ラダックの宮殿にダライラマがいらっしゃったのでとりました。と、送ってもらったものです。上列の一番左がそのお父さん。渋いいい男です。


ほんと 人の出会いってどこでつながり、縁があるかわかんないもんです。
だからこそ大切にしていきたいものですね。
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2008年8月27日水曜日

深呼吸の時

 人が生きるうえで、呼吸ってとても大切な要素です。体のリラックス度合い、ストレス度合い、愛の度合い 、体に合う食べ物か合わないものか、ここは心地いい土地か否か たいがいのものは呼吸でわかるような気がします。 
 
ここ1年 フィシオ・エナジェティックという 腕の長さで反応をみていく治療を取り入れていますが 特にここ数ヶ月は精度があがってきました。もともと、直感を信じるたちですからそれを腕の長さで確認するだけという意味でとっつきやすかったんでしょうね☆

今日、とある患者さんと話していて 「家でできることはなんでしょう」という話になりました。
これって けっこう難しい 質問なんですよねえ
 それが、精神的ストレスへの対処か 食での解毒的ものか、ストレッチ的ものかでもアドバイスが異なります。ではまず、精神的ストレスの緩和法を。

まずやる場所は、お風呂、寝る前、などリラックスした状態で行うことがいいですね
やり方は深呼吸を使うんですが、ただ大きく呼吸するより、そのとき「何をイメージすると呼吸が深くなるか」「どういう風に呼吸が変わったか」が大切です!

好きな色?
好きな景色?
好きな人?
好きな動物?
もしくは、爪先を押さえてみたりとか・・・ 

色は、インドでいうチャクラとも関係が深く。{中国の経絡と同じように、インドの考えで7つのチャクラというエネルギーの集まるポイントが人にはあります。これら各チャクラは臓器や心理的状態と関係が深いんです☆} 色も記載します。

赤、オレンジ、黄色、緑、青、藍色、紫 のいずれかのイメージで体は変化するときがあります。

 爪先は、経絡、東洋医学でいう気の入り口でもあって 爪先の一つ一つが心理状態とも関係が深いんです。いまの悩みにぴったりあった、爪先を刺激できると 心の平安もおとずれるでしょう{きっときっと}。
 
ご自身で調べるときは、普通の状態で体を前屈してみて そのあとに、上のいずれかの刺激をおこない
{刺激=とある色をイメージしてもらったり、一つ一つの爪先を押してみたりして}前屈が変化するものを選んでもらえればOKです。その刺激をしつつ、深呼吸をしてみましょう☆


一番いいのはは治療のまえに、最近悩み事あるんで 深呼吸にあう爪か色を教えてください☆って いってもらえると治療中調べますからね。だいじょうぶですー。



わたしは、夕焼けとかのイメージで深呼吸して人差し指の爪押すのを最近やってます。一日に一度は、リラックスして呼吸をみる瞑想をお風呂などでやってみるのはとてもオススメです。

食や、ストレッチについてはまた後日ですね。
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2008年8月24日日曜日

治療中 の仮眠の絵






現在 定期的に治療をされている方から、とてもおもしろい感想と絵を頂きましたので紹介させてもらいます。

20代 OL Tさん

 施述後、そのまま数分横になってると身体のリズムが変化。

台風前の生暖かい大気、あるいはやや粘性を持ったぬるま湯がゆっくり体内・外で一体化して流動している感覚。 (目は閉じているけど)淡いオレンジ、クリーム、アイボリー、3色の霧状の空間がマーブル状に混ざっていくのが見えていた。



前述の感覚は頭部・肩からじんわり温かくなって徐々に広がり、最終的に足先まで満たされた。 身体だけでなく心も心地良い充足感に満たされてた。 起きた後は心地良いけだるさが残って、身体が軽かった。


うーん、おもしろいです。

とても体の 中を感じるのが感覚的で興味深いものがあります。
いろいろなところで、わたしの治療の目的と共通するものがありました。

ふだん治療で見ているものとして、大雑把にいって
1、体の臓器の動き、
2、関節の動き、
3、呼吸、
4、脳の動き{脳脊髄液の動きも含む}
5、脈{経絡}
の5つがあります。

そして、治療の目的は
これらがlong tide {ろんぐ・たいど}と呼ばれる、呼吸や、髄液の動きよりも もーっとゆっくりなエネルギーの動きと共鳴することです。これがうまくいくと、冷えや、熱っぽさ、体内にたまった湿気などの不快な要素は洗い流されることとなります。
このときの、同調の仕方、からだの感覚、治療が終わって寝ているときの感じは人によりさまざまです。

ほんと、人の体っておもしろいですね☆ 宇宙です!!


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2008年8月21日木曜日

夏ばて?


夜は、たまに冷える日もありますが、まだまだ暑い日々ですね☆
最近、わたしはきゅうりを味噌で食べるのと ゴーヤをチャンプルにして食べるのにはまっています。

 やはりこの時期、治療していてきずくのは冷えからの症状が多いことです。
胃腸のゆるみから、関節の緩み、だるさへとつながっているようです。
そのエネルギー不足の状態から、熱っぽさがぬけず、さらに冷房とツメタイお水や、ビールを飲み飲食の冷えから体内に熱をまた生むようです。{オステより東洋医学的に} 飲み物は常温でいきましょ☆

あと季節がら、夏野菜でキュウリ、トマト、ナス、ゴーヤ、おくらなどの体を冷ます働きの高いものがいいですね。利尿作用が高いので、熱を抜いてくれます。中国へ昔、6年前いったときはビールは常温で出てきてびっくりした記憶があります。 東洋医学の国だからか、冷えにはうるさいんですよね。さすがに日本では常温はきついですけど・・・ 

そういえば 香港では、お茶屋さんがあって 冷体質か?熱体質か?ってことを知ると、それにあったお茶{漢方茶}をのめるんです!!
暑さにはめっぽう弱いんですが、そのお茶のお陰で香港では元気にすごせました。そんなお茶屋さん、日本にもあればいいですよね。

写真は、とあるビーチにて。年に一度は海で泳ぐと風邪をひかないらしいですよ☆

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2008年8月16日土曜日

オステオパシーとは・・・


オステオパシーとは、1874年アメリカ人医師 アンドリュー・テイラー・スティルによって始められた機能医学です。今ではアメリカを始め、イギリス、フランス、ドイツ、オーストラリアなどで
医科大学として認知されている治療法です。


 オステオパシーの考えの基本は「からだ こころ たましい」です。
健康とはこの3つのバランスが健全な状態をいいます。ですから、ひざが痛い、肩が痛いなどという場合も、その局所だけを診るのではなく、身体全体を診て何が原因なのかを診断し、その部分を治療します。

そして解剖学的に身体を診る時も、「痛みを訴えている場所に原因がある」という考えではなく、体をひとつのかたまりとして、「その痛みは身体のどこに問題があって起こっているのか?」という考えの元に診るわけです。その結果として、原因が痛みとは全く関係がないのではと思えるぐらい離れた場所にあったり、感情的なトラウマからきていることが分かったりすることがあります。
 

もし何かの原因で、どこかの膜が癒着し、固着していると、身体になにかしらの機能制限を起こすことになります。関節が正常に動かない、あるいは膜が引っ張られることによって、神経障害を起こすなどの症状がでる可能性もあります。このような視点で、オステオパシーは治療を行っていきます。

 しかし、現在における西洋医学の治療は局所に焦点をあてていることがほとんどです。肩が痛い、ひざが痛いというと、その部分を詳しく検査します。しかし、「その痛みが実際はどこから来ているのか?という発想はしません。身体全体が繋がっていて関連し合っているのだというオステオパシーの考えとの大きな違いといえるでしょう。

 人の身体は自ら正常な状態を取り戻すように常に働き続けています。
しかし、その「正常に戻そう」という力を抑えているブロックがある場合、なかなか痛みが取れなかったりします。



 オステオパシーは、その抑えているブロックを取り除くことにより、その人が本来持つ自然治癒力を引き出します。そして後は、その人自身の持つ力に任せます。病気は決して治療家が治すのではなく、治すのはあくまでも患者さんの持つ自然治癒力です。
わたしたち治療家は、患者さんの身体の訴えに耳を傾け、身体の組織と対話し、身体が訴えている必要な処置をやっていきます。




 

2008年8月15日金曜日

フィシオ。エナジェティック{クリニカル・キネシオロジー}について

全身の筋肉の左右のバランスを見て検査します。
 人間にある刺激を加えると左半身と右半身の筋肉連鎖の緊張度に差が出ます。そうすると結果として左右の腕の長さに違いがでます。その腕の長さの左右差を利用して検査してゆきます。

症状の原因と対処法、施術の優先順位を知り 以下の項目を解決します。 

 

原因不明の症状、不定愁訴の原因がわかります。
 なかなか原因がわからなかったお悩みの不快症状、不定愁訴の原因と対処法がわかります。本当の原因は意外なところにあることが多いようです。本当の原因がはっきり分かれば解決は意外なほど簡単です。悩んでいた症状がきれいに消失する例が出ています。


痛み、不快症状、障害の原因、あなたに必要なもの、を

あなたの身体に直接質問しながら治療を進めてゆきます。


人間を構成する系統は様々な次元があります。
1、 身体構造 (骨格、筋、腱、筋膜のバランス)
2、生体化学物質 (ビタミン・ミネラル・アミノ酸等の栄養の過不足、重金属な
  どの毒素による中毒、アレルギー、食品不耐性、寄生虫の影響、バクテリア・ウィルス・真菌の感染、悪玉腸内細菌の酸性する毒素)
3、経絡などのエネルギーや情報伝達
4、感情、心理
6、電磁波や土地のストレス(ジオパシックストレス) 
7、サトルボディーの問題
これらのどの階層に問題があるかが分かるのでより効果的で的を射たセラピーが期待できます



●栄養素の過不足

●必要なホメオパシーレメディー、サプリメント、フラワーエッセンスとその摂取量



●どの臓器に問題があるか

●チャクラ・サトルボディーの状態

●刺激すべき経絡や経穴{つぼ}、ブロックされている経絡

●体内にある毒素の蓄積の程度と深さ、解毒の方法

●どんな感情が問題の原因となっているか

●骨格の歪み、筋膜のずれ、脳脊髄液の問題

●潜在的なウイルス・カンジダ・バクテリアの影響の有無





特にからだにたまった重金属に対し排毒の、組あわせを調べるときフィシオ・エナジェティックを使います。オステオパシーや鍼の治療とは、からだをみているチャンネルがちがうため一度はこれのみで治療を受けてみることをお勧めします。