2018年12月21日金曜日

いよいよ出産へ :オステオパシーによる出産サポート

出産時のオステオパシー

ようやく、長い出産への道が終焉を迎えます。本当にこの道を私も、両親もが皆通ってきたことを考えると感慨深いものがあります。

前回のブログでは、臨月での治療にて逆子が治ったことを書きました。これは、やはり赤ちゃんがどんどん大きくなっていく時期でもあり、改めて難しいことだったと医師が言っていました。 確かに、鍼やオステオパシーで治療をやった後は腹部にスペースができるのを感じ、手ごたえがありました。 もし、手で押し込んだりしても危ないだけです。
{オステオパシーは特に押し込んだりではなく、自然な背骨の湾曲、内臓の位置を作り、脊柱内圧、骨盤内内圧、頭蓋内内圧、腹腔、胸腔内圧など5つの内圧、風船のバランスをとるようなものと考えます。自然治癒力が働く条件を満たしてあげることが目的です。}
妊婦さんへの治療としてはいろいろな手助けができそうです。

さて、出産日も過ぎ予定日も過ぎてきましたが、我が家のbabyちゃんはなかなかでてきません。居心地がいいのか出てこない日が続きます。その間も、お腹が張ったり、足のむくみに役に立つように治療をやっていきました。
予定日を超すこと1週間目の週末日曜にようやく陣痛が来ます。夜中の2時半に妻より起こされ病院へ車を走らせ3時過ぎです。緊張感と安堵感が混じりながらの到着です。 

ヒプノバース

呼吸法は妻が自分でヒプノバースの練習を行っていたからか、脱力法がかなり上手で褒められていました。自己暗示{アファメーション}も、出産中大声でさけんでいたのですがそれも効いていたと思います。助産師さんは、聞いてわけわかりません。
英語でみんなわかんないから思い切りできたと妻は言っていましたw 「訳すと、私は健康な赤ちゃんを産む力がある! 赤ちゃんは産道を通って出てきている!」とかですが、、たしかに妙に力がみなぎってくる言葉でした。

立ち合い出産

もちろん出産中はお腹もはるし痛いですね。私たちはいい助産師さんと出会い、彼女の手助けもありスムーズにいきました。この助産師さんはとても上手で、呼吸を手助けしながらお腹の張っているところを触り、たまに部屋全体をみたりと終始リラックスした空間を作ってくれていました。 特に何か習った感じでもなく、自然とやっている感じだったので引き込まれるものがありこの方のお陰で私もかなり気を楽に、立ち合うことができました。
 

ふくふくとしたbabyちゃん誕生です。
名前は「森田 太陽セージ」 セージは英語でsage 賢い人という意味らしいです。
ちなみに私の妻はオーストラリアのメルボルン出身なのでbabyちゃんのお顔もはっきりめです。生まれたての赤ちゃんは本当に、神聖な感じがしてこの世の境からぱっと出てきたような空気を感じます。


2018年11月27日火曜日

オステオパシーによる妊婦さんの治療 

我が家の長男は12月で3歳になります。そして、第2子誕生も12月と予定日が次第に近くなってきました。12月の寒い時期に誕生日が森田家では3人もおり、大きくなると忙しくなりそうです。
                    

臨月のオステオパシーによる治療

さて、もう臨月に入り最終調整を妻へは行っています。腹膜やこ骨盤底など緊張が生じやすいところのバランス、脊柱軸も1か所へ負担がかからないように調整を行います。バランスが崩れたところは、その筋膜の周りの空間も圧迫を受けたようになっています。妊婦の場合、子供がいるからか自己修復力が高いようです。こちらで、骨のゆがみなどをあれこれしないでも治癒力が働きます。

Tideと出産

オステオパシーでは「Tide」といい潮の満ち引きのリズムを感知します。これは例えでなく実際に体から感じれるリズムです。出産は潮の満ち引きが関係するといいますが、体を通しおこる原始的リズム{Tide}は出産という最も神聖な時にさらに顕著に現れる気がします。実際、予定日が近づくににつれそのTideの流れは強くはっきりとなってきています。 そう考えると、この出産の時期は男性側にとっても奥さんと一緒に協力することでひとつ成長するきっかけとなりそうです。

出産直前までのサポートを当院では行っていけますので、より穏やかに出産を試みたいかたはご相談ください。


     


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2018年11月13日火曜日

「地面に足をつけること」 :オステオパシーから見た身体の使い方

今回は患者さんから、質問されたことについて書きたいと思います。
その方はアパレル関係の方で、「たくさんの人と接していると疲れちゃう」という悩みを最近持っていました。「先生も、多くの患者さんと接していますけどどうしていますか??」という質問でした。

センタリングのやり方

私はまだ甘いところがあるので自分のセンタリング{中心化}をちょくちょくやり直さなくてはいけません。
簡単なやり方として、まずハートを感じます:わんちゃんや子供、自然などを感じた時に
感じる温かさを感じる胸のエリアを感じます。そんなものがあるんだという前提で、試してらってもいいです。
次にハラ、丹田、へそ下手のひら一つ分くらい下のおくの力が感じるところを感じます。
その際、本当にハラに意識が来ていたら足の裏でクッと地面を踏む感覚が感じれることでしょう。

武術から見た体の不安定感

私は詠春拳をやっているので、すぐその足裏の感覚をつかめるのですが、足裏はあまり意識して感じないので慣れが必要なようです。ただその感覚が分かると、自分が崩れた時、崩そうと相手からされた時、人を崩すような意識で近づく意図がある人、感情的に崩れた人が来るとなんとなく足が浮いた感触が分かってきます。
治療をしているときなど、精神的につらい症状の方が来ると足が浮かされる感じがあります。足裏の意識が浮いても、もう一度地面をくっと踏める{つながる}ところまで体の構造を作ると・・・安定が深まります。

{詠春拳的には、肘の底に力がある状態、後頭骨の後ろが詰まらない状態、肩甲骨が落ちる状態、体の三角形や、他にもいくつかチェックポイントがあります。これらは、治療をするうえで、自分の中心の安定化を調べるのに本当に約に立つのでセラピストには超お勧めです。長崎支部、福岡支部では会員募集中。}
ああ
昔、武術と悪い気を祓ったりは関係があったそうです。今でも、神事で行われていることが多いですね。私的には、足裏が浮く感覚を武術的な動作でもう一度リセットすると悪いものを祓うような効果があると思います。

グランディングの練習

話は少しずれましたが、一日に数回、体感的に「地に足をつける癖、習慣をつける」。
裸足で自然を歩くとか、タオルを足の指で引き寄せ、その時のハラの力を観察するとか
もやりやすくて効果があると思います。そのような癖をつけると、自分の歪みや、歪むときの心や体の癖もよりクリアになってきます。

アパラルの方へアドバイスはそんな感じで、
「安定を感じる時間を作ること」・・・確認。
「自分の安定が崩れる時を知ること」 この二つができると、修正はできます。
という事でした。具体的な修正方法は、また後程のブログか当院にてお伝えします☆彡



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2018年11月7日水曜日

逆子の治療 :オステオパシーによる出産のサポート

今回の逆子の患者さんは身近な方、妻でした。

数週間前に病院でチェックした時に、産婦人科でいわれたのが「うーん、今、逆子になっています。予定日が12月初めですのでもうそろそろ一月前、もしもですが返らなかったら
帝王切開になります。ちょっとギリギリになってきています。」
横をみると妻はショックそうな顔をしています。私も、まあまあショックでした。手術という言葉は思ったより嫌な響きでした。先生曰く「もし、鍼灸などを試したいのであれば紹介しますよ」 
妻は「夫が鍼も灸も、矯正もしてくれるから結構です。」素早い答えに満足しながらも「はい、鍼灸も骨盤矯正もできるので、骨盤周りにスペースを作り2週間後までいろいろやってきます。」と私も答えました。

さて、確かに頭の場所は右のお腹にあり、足は下腹部にあります。エコーで見るとよりイメージもわきます。ですが、やる治療は特別なことはとくになく、骨盤を整えるべく、膝足首などにも負担がないようにします、支点{フルクラム}がずれているところからアプローチをかけ 身体、液としての体を整えていきます。
以前、妊婦さんへの治療で習った四つん這いでやる腹部のバランスの方法{フランスのヂュレルDO}のやり方や、典型的なお灸、足の至陰や三陰交、それ以外の反応点のお灸
などもいろいろとやってみました。
お灸にはお灸のよさがあり、胎児が動いているのがよくわかりました。とはいえ、オステオパシーで骨盤、腹部、胸部、脊柱などのバランスを取るのが私のベースという事も改めてわかりました。しっかりと変化するときはお腹の位置が縦に膨らみ、胎児が動けるスペースが作られているのがよくわかります。

どきどきの2週間後の検診では、「いいですね。頭がしっかり下にあります。お二人とも頑張りましたね。」 との診断結果で妻とがっつポーズを二人でしましたw。
 このぎりぎりの時期でひっくりかえってくれるのは一般的には難しいそうです。勿論、ぎりぎりでかえってくれるケースもあります。 
ただ、今回の妻のケースではおなかが妙にはっていて骨盤周囲にも歪みがある為、よくすすめられる骨盤体操の類のみでは不十分だったと思います。 妻にも骨盤体操{頭を下げ4つんばいになり5から10分}をやってもらいましたが、けっこうつらそうでした。筋反射では5分以上はやらない方がよかったのでそれ以上は勧めていません。オステオパシーと合わせるとやりやすくなったので、お腹の緊張が緩和されたようです。 

いろんな知恵をミックスし今回はうまくいけた感があります。次は、出産へ向けてのオステオパシーです。またレポートしますね。






















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2018年10月29日月曜日

交通事故の患者さんからの問い合わせについて:オステオパシーで出来ること

交通事故の後遺症へのオステオパシー治療

たまに、「交通事故の後遺症にもオステオパシーは効きますか?」
という質問を受けます。
この場合、「自賠責保険の範囲内でオステオパシーが受けられますか?」という場合と「事故の痛みには有効ですか?」という場合の質問です。

まず、最初の質問にですが 「自賠責保険の範囲内では保険診療内の治療と合わせいくつかの歪み、痛みに対するオステオパシーの治療が当院では受けられます。」
普通、全国的にオステオパシーをやっている治療院は自費治療専門でやられているため4000円~8000円など金額はまちまちですがわりと高額な部類に入り治療を受けられます。{ちなみに私も東京で年に数回出張治療を行う時は7500円で行っています。}その治療の一端が自賠責保険の範囲内で受けられます。

交通事故後の痛みの緩和

「事故の痛みには有効ですか?」の質問に対しては
最近の私の考えを書きます。ホームページにも載せてはいるのですが、日々治療の勉強をやっているとどんどん痛みに対する考え方、治療法も変わるので今回新たに説明を付け加えます。

事故などを受けた場合、交感神経が優位になり肋骨付近にある交感神経幹が緊張します。ここが緩み、自律神経系のバランスが良くなるのがまず大切です。事故のみに限らず、強い痛みの場合ここが硬くなりなかなか正常に戻れなくなります。
そのうちに症状固定し、歪みを固定し補正した歪みのバランスを作ります。ここで、交感神経系を下げないマッサージなど代謝をよくする手技を受けてもなかなかよくなりません。

事故後に体に必要なこと

必要なことは交感神経のバランスを下げ、体のバランスを取ることそして、緩んでしまった靭帯や関節を安定させることです。
そして、身体、中心軸のバランスも同時にとれていないとまた症状は戻りやすくなります。オステオパシーでは、代謝を上げること、バランスを取ること、{脊柱軸、内臓の軸、頭蓋のバランス、リンパ、動脈などの供給のバランス、原因からのバランス}といろんな体の対応がその人にあったやり方で可能です。

人の体は、お薬や痛み止めで対処するのではなく、その人自身の薬を脳から出すことが
可能です。私は、実際オステオパシーによってその人に適したお薬が脳から出ていると
感じます。
当院では「急激な痛みに対する症状」へも、全力で取り組みます☆彡

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2018年10月25日木曜日

逆子の治療: オステオパシーでできること

逆子の治療

先日、久しぶりに以前逆子の治療を受けた方のお母さんが来られました。 晴れた日でしたが、そのお母さんはにこにこされ、「先生、お陰様で女の子が先日生まれました」 と温かい笑顔で伝えられました。

 しばらく前にその方の娘さんが、来られた時は赤ちゃんが横になっている位置で 「単純な逆子よりも返りにくいと病院でいわれた」と少し浮かない感じでした。 それはそうです。 なかなか難しいといわれると、いやですよね・・。
 彼女の場合、既に体に生命力は溢れていて構造的なバランスがうまくとれていませんでした。 骨盤の傾斜、骨盤内の内臓の下垂、背骨の自然な弯曲を取っていくと自然とお腹の位置が変わり始めたのを 施術中に感じました。

妊婦さんの体の生命力

ポテンシー{治癒力}が背骨の奥から広がって体の外に広がっていく感じを 感じます。 赤ちゃんがいるので、潜在的治癒力は普通の人よりも強いです。 呼吸も深くなり、久々に呼吸が深くできると 嬉しそうに帰っていかれました。 お腹は最初とは全然違った位置になっています。 この方の場合は、うまくいった感触がありました。

 毎回こういくわけではないですが、十分な潜在的治癒力があり構造的歪みが、メインにある場合 逆子にも良く効くという症例でした。 勿論、ポテンシーが弱く、日々ストレスにさらされている場合は数回の治療が必要だったり 定期的にやって身体を変えていく必要があります。

 女の子は元気に今、動き、泣いて家の中は忙しくなってきているそうです。
秋、冬にお子さんが生まれる方はお子さんに胎内環境を整えリラックスする機会を作ってあげてみては いかがですか??







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2018年10月6日土曜日

ジョギングの痛みへのオステオパシー

最近、ジョギングを始めました。 けっしてやるまい! とおもっていたのですが、体力の衰えを感じた40代まじかになりジョギングスタートです。 ジョギングは「つらい、きつい、我慢」といった嫌なイメージがあったのですが、私の頭の問題のようで 「爽快感、軽さ」といったいい面にきずきました。

 最初は、本当につらく1周半でぜーぜーし、歩いていました。 その上、以前空手をやっていた時の右足骨折の古傷が痛みジョギングどころではありません。 なんともいえない、もどかしい気持ちになり歩くのでした。
最近参加した京都のオステオパシーのセミナーがあるのですが、一度その先生に治療してもらいました。 長いこと、セミナー中でお互いやりあう以外にきちんと治療してもらうことは最近なかったのですが 受けるといいですね。 体からすーっと力が抜け、体のバランスが中心によっていき気持ちよかったです。 なんともいえない解放感があり、さらにその後の足の調子もかなり良かったです。
長崎に帰ってジョギングをしてみると、「お!走れる!!」 久しく感じてなかった感触に驚きました。 骨の中がみずみずしく、靭帯からしっかりサポートされている感じです。 http://komura-chiro.com/  こちらの治療院ですが、スポーツ系の痛みだけでなくいろいろな症状の 相談に乗っていただけます。 
 こういった、治療をやりたいなと私が思う先生の一人です。 当院でも、スポーツをされる方の助けになるようなオステオパシー治療をやっています。 水泳、野球、テニス、陸上など 治療をやりつつスポーツをやると無理なく、結果がついてきます。
 最近では錦織選手や羽生君もオステオパシーを受けたと紙面で見ました。 単にマッサージで代謝がよくなるのでなく、体のつながりをもう一度つけ、原因となる 個所からの統合といった視点はスポーツ系の痛みにも国際的に注目されてきているようです。 

そういった痛みで悩んでいる方がいらしたら一度ご利用ください。助けになると思います。  関西方面は、弟の治療院が大阪にはあり京都は上のリンクの先生がいますので、お探しの際はどうぞ相談ください。






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2018年9月7日金曜日

支点{フルクラム}の変化をみること

台風が最近はどんどんきていますね。あまりに異常な強さで、少し驚いています。
先日、東京で治療会を久々に行ってきました。
最近は忙しくなり、東京治療絵画最近は年に2回ほどになり、3回はやりたいなとおもってはいるのですが子どもが小さいとなかなか以前のようにはいかず時間が取れません。
ただ、お陰様で新規を受ける枠はなく晩まで忙しくなっています。

そのたまにしかない治療の中でのきずきを今回は書きます。
半年前に治療を受け、久々に受ける患者さんだと変化が明らかにわかります。
特に病状がはっきりしている方は、変化があるかないかのどちらかです。
最近、特に理解がはっきりしてきたのは オステオパシーでは病をみず身体全体をみます。
身体には「支点{フルクラム}」があり、そこがおかしな動きの大元と繋がっていたり、その点から治療を的確にできないとまた症状が戻ってきます。情報が不活性になっている点でもあります。
最近は、そこが解消されたのかしっかりと見ることがだんだんできてきました。
不思議なことに、症状は変化を見せ始めます。それは、身体だけの症状でなく、ストレスを持ちやすい生活が変わったり{姿勢、受け取めかたの変化?}もあります。
半年後、もう一度身体を見た時に、リウマチ持ちだったかたの腫れが変化したり、
股関節の炎症で動かなかったところが動き始めていたりと明らかな変化が今回はみれました。また、変化が著しくなかった方も勿論おられるのですが、その方は以前と似たような
場所に支点{フルクラム}が見られるのでした。

これは、ちゃんと変化し解消していく「支点」と、そうでない「支点」があるのでしょうがいかに身体の病のパターンを支えている「支点」を変化させていくか、もっと検証していくと単発の治療でも、もっと効果が出ていく気がしました。ただ、半年後にも経過をみるとだんだんかわっていくということは驚愕の成果で、オステオパシーの可能性を感じさせる体験です。

とはいえ、一般的には5回セットくらいで治療を計画的に行えると身体の変化を見ながら治療ができます。また、不妊症治療や、膠原病などは、回数を指定せずに体質改善を兼ねて少し長期的に治療する方がいいとは思います。
ご予約される際は、保険枠でではなく自費枠での予約でとお伝えいただくとオステオパシーの治療になります。保険枠では,このブログで話すようなオステオパシーは行えませんのでご了承ください。 

オステオパシーの治療は、22歳の時に受けた最初の治療と同じ感動と可能性を感じます。 できるだけ、体の治癒力を引き出すよう練習し効果を出すよう日々研鑽です。 







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2018年8月18日土曜日

バイオダイナミクスのプラクティショナーとなりました☆彡 :オステオパシーのテクニックについて

暑い、猛暑ですね。7月のオステオパシーのバイオダイナミクスセミナー終わりとうとうプラクティショナーと名乗れる身となりました。

今回のセミナーで「健全」という病、病変、歪みでない
もともとの美しさや、愛、光といった領域から身体をみるところにきたということがわかりました。
オステオパシーは一般的な{バイオ}メカニカルなオステオパシーと、バイオダイナミクスなオステオパシーに分けられます。
私のところには、ヨーロッパやアメリカのオステオパスにかかった外国人も来られますが
ほとんどがメカニカルなオステオパシーを受けた方でした。メカニカルな見方のみだと、
病変、歪みからの視点なので機械的な療法のような印象のようです。ですので、当院の治療を受けた後は身体全体のまとまり感に驚く方もいます。

創始者のスティルは、牧師さんの息子で、ネイティブアメリカンにも教えを受けたりとかなりスピリチャルな方だったみたいで、かつ「電光石化の整体師」と呼ばれていました。
身体の歪みを取るのですが、その大元となる原因の層へと意識を移し、生体の変化も同時に起こしていたようで治療は一瞬だったそうです。
バイオダイナミクスは、スティルがやっていたことをよりシステム的に学びやすいようにしました。「歪みの大元となる層へと意識を移し、生体の変化を起こすこと」
一か所から全体の可動域の変化が出たり、自律神経系の緊張はがくっと落ち、痛みの解消にも強い方法です。「なにもしていないように見えるのに・・・」と、いわれますが見えないところでは身体の周りの磁場などは他の治療法では無いほどダイナミックに変化を起こしています。
 
バイオダイナミクスを、すべてのオステオパシーのテクニックのベースとして繋がって使うことができるようになったのは本当に最近です。今回は明確に、メカニカルなオステオパシーとバイオダイナミクスとの繋がりが分かりました。 今まで、習った歪みからのアプローチをもう一度15年分くらいまとめなおし、オステオパシーのやり方、感覚の統合を図っています。


まだまだ、試行錯誤ですが短時間で問題個所から深い治療ができるようなってきています。目指せ「電光石化の治療家」ですね☆彡 

 










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2018年5月9日水曜日

がん患者へのオステオパシーによるサポート

最近は春すぎよりホームページリニューアル効果もあり、新患が増え新しい経験をしています。

最近の患者さんでは、癌により腹部の腫れが強く、ひどいときは出血もあります。
その方は、いろいろな治療法を試しているうちにオステオパシーにたどり着き、当院へ来られました。オステオパシーにはいろいろな団体、方針があり一口にオステオパシーをやっているといっても、どこまでオステオパシーの原則に従い治療を行っているかで効果も違ってきます。オステオパシーをテクニックだけでなく、体の治癒力を引き出し本人で自立できるところまで活用できるといろいろな不調に立ち向かえると思います。

さて、最近のガンの患者さんですが、その方はいろいろなことを努力してやっています。
例えば、体温を上げる・・・「三井温熱療法で内臓の温度を上げる」{体温を一度上げると免疫力が数倍に増えるといわれています}
食事療法・・・「白砂糖、コーヒーを避ける{肝機能低下のため}、乳製品を避けるetc」
ホメオパシー
他のセラピストから言われたことはやっていたようです。{私は、変化がおこる治療法、健康法はとりあえず全て検証してみたいのでいろいろと患者さんからも教えていただいています}

その中で根本的に足りていなかったことは、「身体の代謝が悪くで腹部への循環が行われていなかったことです。」 いろいろな治療法は勿論いいのですが、根本の体のバランスが取れていないとかなり効率が悪い中で一生懸命やっていることになります。

まだまだ研究中ですが、「病や先への恐怖心」なども強いとすぐに固くなってしまいます。
それだけでなく、電磁波、カンジダ、リーキーガット、薬害などいろいろと免疫をさげる関連要素がありますが、そこに負けない身体のバランス作りが大切です。 
脊椎、骨盤と腸間膜のバランス、肝機能、心臓循環器系の同調とバランス、中枢神経系、
液体としての滞りがない身体作り、これらのバランスを取っていきました。
治療後は自然と体に備わっている要素が共鳴しあい、免疫力が上がっていっている感触がありました。

本人に、不調と向き合いよくやっていこうという気持ちがあると、病が何であれ免疫力、治癒力を上げていくことは可能だと思います。

最近実感することが多くなってきたのですが、身体は本当に不思議でバランスをとり、呼吸、原始呼吸が回復し、エネルギーを浪費するところが少なくなっていくと良くなっていきます。

腹部の痛みも、毎回行うたびに減っているとの報告を受けました。さらにいい状態を目指して継続治療中です。












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2018年4月4日水曜日

姿勢の改善とリウマチの腫れ:オステオパシーによる症例

東京治療会も先週無事に二日間終わりました。
今回は今までで、一番忙しかった日になり来て頂いた皆様ありがとうございます。

東京治療会は3,4か月に一度です。その中でも、調子が変わる方はしっかりと変わっていっています。

東京の患者様は周りにある治療院や整骨院など各々行っていらっしゃる方もわりといます。私が見て「ここをやると全体のバランスが良くなる」とみてやっていくわけですが、
他の治療院の見立てとは大概違います。
以前はそれを疑問に思っていましたが、術者によりみる場所は異なるのでそれはそうですし、共通な診断は同じオステオパシーの勉強している者同士でもあまりないです。だから、「確信もってその場所を治療し身体全体に変化が出たらOK」なわけです。その診断が、オステオパシーの原則に当てはまっている場所だと当然ながら変化が大きいわけです。

印象に残った症状を紹介します。
リウマチの症状があり、指の開閉がつらく姿勢も前傾姿勢の方の症例です。4か月前にやった患者さんですが、その後から姿勢の前傾が取れる傾向にあり、手の開閉が変わっていったそうです。
その時やったことは、背骨のカギとなる歪みと、手足の関節の安定化を図ったことです。
慢性化してくると、多くのケースで手足の関節、骨間膜,、手根骨、足根骨が固まっています。シンプルに、両手両足が同調し呼吸が入ってくるようにすると自発的にバランスを取ろうと身体が行います。
最近はだいぶ病変{主要な歪み}の取り残しが減ってきて、患者さんが自分で循環ができる状態を作れる手助けができてきました。 変な歪みがあると、そこからエネルギーを浪費し固まっていきます。そういう場所が残っていると、なんだかすっきりしない感じが残り症状はまた帰ってきます。いやですよね・・ 同じような症状はもう帰ってきてほしくはないです。

今回も、リウマチの腫れは軽減したようです。
妊娠中の方、産後の骨盤調整、ぎっくり腰、バレエでの足首の痛み、腰痛、肩こり、内臓系の問題、手術後の不調 東京治療会ではいろんな方がいらっしゃいます。毎回ベストを尽くし患者さんから「変わった!」と言ってもらえる声を聞くのを楽しみに頑張っています☆彡






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