2018年11月27日火曜日

オステオパシーによる妊婦さんの治療 

我が家の長男は12月で3歳になります。そして、第2子誕生も12月と予定日が次第に近くなってきました。12月の寒い時期に誕生日が森田家では3人もおり、大きくなると忙しくなりそうです。
                    

臨月のオステオパシーによる治療

さて、もう臨月に入り最終調整を妻へは行っています。腹膜やこ骨盤底など緊張が生じやすいところのバランス、脊柱軸も1か所へ負担がかからないように調整を行います。バランスが崩れたところは、その筋膜の周りの空間も圧迫を受けたようになっています。妊婦の場合、子供がいるからか自己修復力が高いようです。こちらで、骨のゆがみなどをあれこれしないでも治癒力が働きます。

Tideと出産

オステオパシーでは「Tide」といい潮の満ち引きのリズムを感知します。これは例えでなく実際に体から感じれるリズムです。出産は潮の満ち引きが関係するといいますが、体を通しおこる原始的リズム{Tide}は出産という最も神聖な時にさらに顕著に現れる気がします。実際、予定日が近づくににつれそのTideの流れは強くはっきりとなってきています。 そう考えると、この出産の時期は男性側にとっても奥さんと一緒に協力することでひとつ成長するきっかけとなりそうです。

出産直前までのサポートを当院では行っていけますので、より穏やかに出産を試みたいかたはご相談ください。


     


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2018年11月13日火曜日

「地面に足をつけること」 :オステオパシーから見た身体の使い方

今回は患者さんから、質問されたことについて書きたいと思います。
その方はアパレル関係の方で、「たくさんの人と接していると疲れちゃう」という悩みを最近持っていました。「先生も、多くの患者さんと接していますけどどうしていますか??」という質問でした。

センタリングのやり方

私はまだ甘いところがあるので自分のセンタリング{中心化}をちょくちょくやり直さなくてはいけません。
簡単なやり方として、まずハートを感じます:わんちゃんや子供、自然などを感じた時に
感じる温かさを感じる胸のエリアを感じます。そんなものがあるんだという前提で、試してらってもいいです。
次にハラ、丹田、へそ下手のひら一つ分くらい下のおくの力が感じるところを感じます。
その際、本当にハラに意識が来ていたら足の裏でクッと地面を踏む感覚が感じれることでしょう。

武術から見た体の不安定感

私は詠春拳をやっているので、すぐその足裏の感覚をつかめるのですが、足裏はあまり意識して感じないので慣れが必要なようです。ただその感覚が分かると、自分が崩れた時、崩そうと相手からされた時、人を崩すような意識で近づく意図がある人、感情的に崩れた人が来るとなんとなく足が浮いた感触が分かってきます。
治療をしているときなど、精神的につらい症状の方が来ると足が浮かされる感じがあります。足裏の意識が浮いても、もう一度地面をくっと踏める{つながる}ところまで体の構造を作ると・・・安定が深まります。

{詠春拳的には、肘の底に力がある状態、後頭骨の後ろが詰まらない状態、肩甲骨が落ちる状態、体の三角形や、他にもいくつかチェックポイントがあります。これらは、治療をするうえで、自分の中心の安定化を調べるのに本当に約に立つのでセラピストには超お勧めです。長崎支部、福岡支部では会員募集中。}
ああ
昔、武術と悪い気を祓ったりは関係があったそうです。今でも、神事で行われていることが多いですね。私的には、足裏が浮く感覚を武術的な動作でもう一度リセットすると悪いものを祓うような効果があると思います。

グランディングの練習

話は少しずれましたが、一日に数回、体感的に「地に足をつける癖、習慣をつける」。
裸足で自然を歩くとか、タオルを足の指で引き寄せ、その時のハラの力を観察するとか
もやりやすくて効果があると思います。そのような癖をつけると、自分の歪みや、歪むときの心や体の癖もよりクリアになってきます。

アパラルの方へアドバイスはそんな感じで、
「安定を感じる時間を作ること」・・・確認。
「自分の安定が崩れる時を知ること」 この二つができると、修正はできます。
という事でした。具体的な修正方法は、また後程のブログか当院にてお伝えします☆彡



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2018年11月7日水曜日

逆子の治療 :オステオパシーによる出産のサポート

今回の逆子の患者さんは身近な方、妻でした。

数週間前に病院でチェックした時に、産婦人科でいわれたのが「うーん、今、逆子になっています。予定日が12月初めですのでもうそろそろ一月前、もしもですが返らなかったら
帝王切開になります。ちょっとギリギリになってきています。」
横をみると妻はショックそうな顔をしています。私も、まあまあショックでした。手術という言葉は思ったより嫌な響きでした。先生曰く「もし、鍼灸などを試したいのであれば紹介しますよ」 
妻は「夫が鍼も灸も、矯正もしてくれるから結構です。」素早い答えに満足しながらも「はい、鍼灸も骨盤矯正もできるので、骨盤周りにスペースを作り2週間後までいろいろやってきます。」と私も答えました。

さて、確かに頭の場所は右のお腹にあり、足は下腹部にあります。エコーで見るとよりイメージもわきます。ですが、やる治療は特別なことはとくになく、骨盤を整えるべく、膝足首などにも負担がないようにします、支点{フルクラム}がずれているところからアプローチをかけ 身体、液としての体を整えていきます。
以前、妊婦さんへの治療で習った四つん這いでやる腹部のバランスの方法{フランスのヂュレルDO}のやり方や、典型的なお灸、足の至陰や三陰交、それ以外の反応点のお灸
などもいろいろとやってみました。
お灸にはお灸のよさがあり、胎児が動いているのがよくわかりました。とはいえ、オステオパシーで骨盤、腹部、胸部、脊柱などのバランスを取るのが私のベースという事も改めてわかりました。しっかりと変化するときはお腹の位置が縦に膨らみ、胎児が動けるスペースが作られているのがよくわかります。

どきどきの2週間後の検診では、「いいですね。頭がしっかり下にあります。お二人とも頑張りましたね。」 との診断結果で妻とがっつポーズを二人でしましたw。
 このぎりぎりの時期でひっくりかえってくれるのは一般的には難しいそうです。勿論、ぎりぎりでかえってくれるケースもあります。 
ただ、今回の妻のケースではおなかが妙にはっていて骨盤周囲にも歪みがある為、よくすすめられる骨盤体操の類のみでは不十分だったと思います。 妻にも骨盤体操{頭を下げ4つんばいになり5から10分}をやってもらいましたが、けっこうつらそうでした。筋反射では5分以上はやらない方がよかったのでそれ以上は勧めていません。オステオパシーと合わせるとやりやすくなったので、お腹の緊張が緩和されたようです。 

いろんな知恵をミックスし今回はうまくいけた感があります。次は、出産へ向けてのオステオパシーです。またレポートしますね。






















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