2018年11月7日水曜日

逆子の治療 :オステオパシーによる出産のサポート

今回の逆子の患者さんは身近な方、妻でした。

数週間前に病院でチェックした時に、産婦人科でいわれたのが「うーん、今、逆子になっています。予定日が12月初めですのでもうそろそろ一月前、もしもですが返らなかったら
帝王切開になります。ちょっとギリギリになってきています。」
横をみると妻はショックそうな顔をしています。私も、まあまあショックでした。手術という言葉は思ったより嫌な響きでした。先生曰く「もし、鍼灸などを試したいのであれば紹介しますよ」 
妻は「夫が鍼も灸も、矯正もしてくれるから結構です。」素早い答えに満足しながらも「はい、鍼灸も骨盤矯正もできるので、骨盤周りにスペースを作り2週間後までいろいろやってきます。」と私も答えました。

さて、確かに頭の場所は右のお腹にあり、足は下腹部にあります。エコーで見るとよりイメージもわきます。ですが、やる治療は特別なことはとくになく、骨盤を整えるべく、膝足首などにも負担がないようにします、支点{フルクラム}がずれているところからアプローチをかけ 身体、液としての体を整えていきます。
以前、妊婦さんへの治療で習った四つん這いでやる腹部のバランスの方法{フランスのヂュレルDO}のやり方や、典型的なお灸、足の至陰や三陰交、それ以外の反応点のお灸
などもいろいろとやってみました。
お灸にはお灸のよさがあり、胎児が動いているのがよくわかりました。とはいえ、オステオパシーで骨盤、腹部、胸部、脊柱などのバランスを取るのが私のベースという事も改めてわかりました。しっかりと変化するときはお腹の位置が縦に膨らみ、胎児が動けるスペースが作られているのがよくわかります。

どきどきの2週間後の検診では、「いいですね。頭がしっかり下にあります。お二人とも頑張りましたね。」 との診断結果で妻とがっつポーズを二人でしましたw。
 このぎりぎりの時期でひっくりかえってくれるのは一般的には難しいそうです。勿論、ぎりぎりでかえってくれるケースもあります。 
ただ、今回の妻のケースではおなかが妙にはっていて骨盤周囲にも歪みがある為、よくすすめられる骨盤体操の類のみでは不十分だったと思います。 妻にも骨盤体操{頭を下げ4つんばいになり5から10分}をやってもらいましたが、けっこうつらそうでした。筋反射では5分以上はやらない方がよかったのでそれ以上は勧めていません。オステオパシーと合わせるとやりやすくなったので、お腹の緊張が緩和されたようです。 

いろんな知恵をミックスし今回はうまくいけた感があります。次は、出産へ向けてのオステオパシーです。またレポートしますね。






















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