2018年11月13日火曜日

「地面に足をつけること」 :オステオパシーから見た身体の使い方

今回は患者さんから、質問されたことについて書きたいと思います。
その方はアパレル関係の方で、「たくさんの人と接していると疲れちゃう」という悩みを最近持っていました。「先生も、多くの患者さんと接していますけどどうしていますか??」という質問でした。

センタリングのやり方

私はまだ甘いところがあるので自分のセンタリング{中心化}をちょくちょくやり直さなくてはいけません。
簡単なやり方として、まずハートを感じます:わんちゃんや子供、自然などを感じた時に
感じる温かさを感じる胸のエリアを感じます。そんなものがあるんだという前提で、試してらってもいいです。
次にハラ、丹田、へそ下手のひら一つ分くらい下のおくの力が感じるところを感じます。
その際、本当にハラに意識が来ていたら足の裏でクッと地面を踏む感覚が感じれることでしょう。

武術から見た体の不安定感

私は詠春拳をやっているので、すぐその足裏の感覚をつかめるのですが、足裏はあまり意識して感じないので慣れが必要なようです。ただその感覚が分かると、自分が崩れた時、崩そうと相手からされた時、人を崩すような意識で近づく意図がある人、感情的に崩れた人が来るとなんとなく足が浮いた感触が分かってきます。
治療をしているときなど、精神的につらい症状の方が来ると足が浮かされる感じがあります。足裏の意識が浮いても、もう一度地面をくっと踏める{つながる}ところまで体の構造を作ると・・・安定が深まります。

{詠春拳的には、肘の底に力がある状態、後頭骨の後ろが詰まらない状態、肩甲骨が落ちる状態、体の三角形や、他にもいくつかチェックポイントがあります。これらは、治療をするうえで、自分の中心の安定化を調べるのに本当に約に立つのでセラピストには超お勧めです。長崎支部、福岡支部では会員募集中。}
ああ
昔、武術と悪い気を祓ったりは関係があったそうです。今でも、神事で行われていることが多いですね。私的には、足裏が浮く感覚を武術的な動作でもう一度リセットすると悪いものを祓うような効果があると思います。

グランディングの練習

話は少しずれましたが、一日に数回、体感的に「地に足をつける癖、習慣をつける」。
裸足で自然を歩くとか、タオルを足の指で引き寄せ、その時のハラの力を観察するとか
もやりやすくて効果があると思います。そのような癖をつけると、自分の歪みや、歪むときの心や体の癖もよりクリアになってきます。

アパラルの方へアドバイスはそんな感じで、
「安定を感じる時間を作ること」・・・確認。
「自分の安定が崩れる時を知ること」 この二つができると、修正はできます。
という事でした。具体的な修正方法は、また後程のブログか当院にてお伝えします☆彡



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