骨の動きを見て、ベクトルを揃え、骨膜、筋膜、骨のラインをそろえます。
手首をついて骨折された患者さんですが、久しぶりに骨折の患者さんが来ました。
普段から見ているのであれば、動じ無いのでしょうが綺麗に骨が折れているケースでは最近は
整形外科に行かれる方が多く本当に久しぶりに骨折の施術をしました。
父の世代、40年前くらいは骨折や脱臼が多く来ていたらしくさすが手慣れたもので、よしやろうかと。ブレない感じの触診は「さすが古い世代の柔道整復師だな」と安定感を感じました。
私もオステオパシーを学んでいく上で、力任せに牽引して整復でなく、骨、骨の周りが持つリズムに合わせた痛みが少ない整復を行うことができました。
そのほうが、軸もうまく揃うようです。
骨の内側から熱が出てくるような感覚があり終了のサインで治療を終えました。
外傷がある方も、オステオパシーでしっかり対処していきます。体の内側からの治す力を利用するこの治療で怪我の処置をするとその後の安定感、治りが違ってきます。
部活生も怪我したときは利用してみてください。