2019年2月25日月曜日

捻挫のあとの治療の即効性:オステオパシーによる症例

春めいてきた最近ですね。3月は、東京治療会も久々に行います。
もうほぼ、治療枠は埋まっていますが日曜の午前だけ一つ空きがあります。
もしよかったらいかがですか?

捻挫の症例

さて、今回は症例の報告です。
患者は中学1年生女性です。学校で持久走で転び捻挫をしたそうです。
当院に来られた時はびっこをひき、見るからに足をつけてなくいたそうでした。
学校からは松葉杖を使ってみては?と勧められたようですが、恥ずかしいからと使用しなかったそうです。

久々の捻挫の患者でしたが、以前よりもかなりスムーズに治療はサクサク進みました。
痛みで固まっていた身体も、体にたまっていた「外力{痛めたとき、その姿勢によっては
力が抜けていかず体の中にたまることがあります}」を開放していくたびに呼吸が深まり楽になっていくのが私にも感じられました。
もともとこの患者さんは、体が硬く股関節も開きずらいそうです。おそらく、捻挫前より
体の芯の軸はあまり柔軟性がない状態で、捻挫しやすい状態だったと思われます。
身体の最深部にある硬膜系は動きがなく、足関節は外側の靭帯が緩み、膝の軸も崩れていました。{腓骨という外側の骨が下がり、膝自体のバランスが取れなくなっている状態}。足根骨という足の根っこのほうからバランスをとっていきました。
構造的問題は、体の下のほうからバランスをとったがいいという法則がオステオパシーにはありますが、今回はそのケースのようです。


外力の体への影響

「外力」自体単独では体のみのゆがみとして残ることはまれで、その時に体で感じたストレス、恐怖心など感情的な問題からの歪みも含めて、神経、血管、リンパの流れのバランスをとる必要があります。
奥が深い話ですが、体っていろんなものがからみあってバランスをとっています。

内臓、脊柱の緊張もバランスをとっていくと、ほぼ体の流れをじゃまするものが見えなくなり治療終了しました。動画を今回は取ったので、近いうちにホームページに乗せたいと思います。 結果として、治療あとは足をつけてたてるようになり{まだびっこを引いています。}、翌日はほぼ普通どうり歩行可能となっていました。

「うん、オステオパシーは素晴らしい。。。」 改めて思いました。その日はいいビールが飲めました。

最近は、学生で治療を希望される方も増えてきています。体の最深部のバランスが取れていないといくらストレッチや筋トレをしても効果は薄くなります。学割もありますので、興味がある方はオステオパシー試してみてください。




2019年2月6日水曜日

出産後のトラブルと対策☆彡 :オステオパシーによる出産サポート







誕生後早いもので、1か月半がたとうとしています。あまりにも怒涛のように今年はすぎようやくブログに手が付けられます。遅くなりましたが、今年もよろしくお願いします。

赤ちゃんの治療

さて、太陽君が生まれ毎週何かとトラブルはあります。
小児湿疹がちょっとあったため、ちょこちょこ治療していました。まだ、写真はbefore afterで比べられる写真がないのでまだ載せませんがかなり劇的に変わりました。
やったことは、腸と第4脳室の治療がメインです。脳室は脳脊髄液を作ったり流したりするところなので皮膚疾患ではオステオパシーではよく治療するところです。
そして、足の骨間膜が硬く下肢への腰からのラインが伸びていなかったのでそこを治療しました。
去年は半年ほど、京都のオステオパシーの達人の元へ勉強しにいったため、いろいろな治療の引き出しと、臨床への応用が増えた年になりました。その先生は、難病から腰痛、不妊治療と本当に何かしらの結果をだせる先生でびっくりしました。。

赤ちゃんは私達大人より、「完璧な健康体」{オステオパシーでは「健全」といいます}に近い存在です。ですので、私達治療家側が不完全な触れ方や、雑な場、考えをもっていると治療をさせてもらえません。
純度がより高い存在には、純度が低い存在からは癒しを与えることはできません。
今までは、なかなかコアな真の原因のところまで治療に入ることができていなかったようです。いつもその時のベストをやっているのですが、今は子供、赤ちゃんに対しとてもいい施術を与えることができているような気がします。

小腸と第4脳室

太陽君の治療ですが、数回、小腸と第4脳室の同じ治療をやった後、小腸から胃へと場所が変わりました。どうも、横隔膜のうえへと胃が上がり吐きやすく、熱も上に上がりやすくなっていたようです。この反応がとれてきた後は、あまり治療をしていないのですが皮膚が安定してきました。満足がいく結果がわが子に出せて嬉しかったです。

最近、偶然か当院ではお子さんの治療と、妊婦さんの治療が増えてきています。今ではばっちり、傾向と対策も立てれているので、いつ来られても大丈夫です☆彡