体を効率良く休ませ、美容的にも健康になるにはどうすればいいか、その一つの考えにメラトニンをよく作ることが考えられます。
メラトニンの産生と分布|腸と松果体の二重の役割
メラトニンといえば「睡眠ホルモン」としてよく知られていますが、その合成と働きは意外に奥深いのです。
🌙 どこで作られるのか?
松果体(pineal gland)
夜になると活性化し、血中のメラトニン濃度を上げ、睡眠と覚醒のリズムを整えます。消化管(腸クロム親和性細胞)
実は腸でも大量に産生されており、その量は松果体の数百倍に及ぶともいわれています。
つまり、メラトニンは「脳のホルモン」であると同時に「腸のホルモン」でもあるのです。
🔬 濃度の分布
研究によれば、
末梢静脈血 < 門脈血 ≒ 肝臓内という濃度勾配が存在します。
これは、腸で作られたメラトニンが門脈 → 肝臓を通過し、そこで代謝・調整を受けるからです。
⚙️ 生理的な役割
局所作用(腸・肝臓レベル)
腸の蠕動運動を整える
胆汁分泌や肝代謝の調節
抗酸化作用による肝保護
全身作用
睡眠と覚醒リズムの調整(松果体由来が中心)
免疫機能やホルモンの調整
肝臓の動きなど、内臓自体の動きを出すことはオステオパシーは得意分野です。ご相談ください。
ヨガで松果体の活性化
メラトニンを自然に引き出すには、ライフスタイルや呼吸法が鍵となります。
光と暗闇のリズムを整える
松果体は「網膜 → 視交叉上核(SCN) → 交感神経 → 松果体」という経路で光情報を受けています。
夜の深い暗闇で瞑想やヨガニドラを行うと、メラトニン分泌が促されます。
ヨガニドラ(Yoga Nidra)は、直訳すると「ヨガの眠り」ですが、ただの睡眠ではなく「深い意識の休息状態」を指します。以下の方法で、深い休息に導きます。
屍のポーズ(シャヴァーサナ)で横になる
完全に体を脱力させる姿勢。
段階的な意識誘導
体の各部位の感覚に注意を向ける(スキャン瞑想)
呼吸や音、イメージに意識を向ける
呼吸法(プラーナヤーマ)
交互鼻呼吸:自律神経を整え、松果体リズムを安定させる。
左右交互に行う呼吸や、吸う、吐く、止めるといった休息を混ぜ行うクンパカ呼吸など最近は朝晩、やっています。
やってみるとお腹には、力がみなぎり、我が家の子供たちは柔道をやっているのですが、あまり力を入れずにも相手を崩しやすくなります。力任せでなく、武道的体の使い方を日常的にも手にいれたい方にもおすすめです。
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